「図解『通販』業界ハンドブックVer.2」発刊

表紙画像

2002年に発行された「図解『通販』業界ハンドブック」が改定されて新たに登場しました。

時々刻々と進化するITとインターネット業界を背景に、通販業界も日々変化を遂げています。

そのなかで、本書は、流通チャネルの一つに成長した通販業界の教科書として、基礎知識を提供することを目指すと同時に、通販業界成長の背景にある生活者のニーズ・ウォンツに注目することの重要性を、読者の方々とともに常に確認していくことができるればと考えています。

「はじめに」より 
・・・・・流通業界は、21世紀に入って、スーパー、百貨店といった業界を超えた形の業界再編の嵐の中にある。少子高齢化、都市と地方の経済格差の拡大、グローバル化などの流通業界をめぐる環境変化によって、生き残りをかけた合従連衡が進みつつある。こうした業界地図が塗り変わる中で、通信販売業は順調に成長しつつあり、小売市場におけるウェートも増大してきた。いまでは、スーパー、百貨店、コンビニエンスストアに次ぐ第4の業態としての位置を確かにしており、消費生活に欠くことのできない重要な購買手段になっている。
 いま、注目すべきことは、通信販売業に"追い風"が吹いているという経営環境の変化である。通信販売業は、他の業態の補助手段としてではなく、独自の可能性を持った販売分野として、新たな発展の入り口にあるといえよう。・・・・・(財団法人店舗システム協会・ODRS協議会 特別顧問 牧田正一路)

「あとがき」より抜粋
・・・・・しかし、いくら便利な手法が出現したとしても、それ自体が通販業の成長を左右する最大の要素になるわけではない。自らの生活を充実させたいという人々の夢は限りない。このことにいかに応えていくかが繁栄につながるのである。
 今回大幅な改訂に当たり、「欲しいものを欲しいときに入手したい」という古今東西変わらない人々の願望と、劇的に変革を迫るテクノロジーとの融合が、通販業界の発展のカギを握っているということを改めて強く認識した次第である。(財団法人店舗システム協会 専務理事 高山れい子)


 ●店舗システム協会・ODRS協議会編
   東洋経済新報社発刊

 ●価格1600円+税
   (書店店頭にて販売中。  
amazonで購入する   BK-1で購入する

 ●執筆者紹介

牧田 正一路  監修
早稲田大学政経学部卒業後、日本経済新聞社入社。東京編集局経済部、ロサンゼルス特派員、流通経済部などの記者を経て、1982年より1990年まで『日経流通新聞』(現:『日経MJ』)編集長。
1990年日経リサーチ常務。1991年日経ホーム出版、同代表取締役社長・会長、2003年退社。2001年4月より(財)店舗システム協会・ODRS協議会の特別顧問。

柿尾 正之(かきおまさゆき)
マーケティング会社にて流通・外食産業等のリサーチ・コンサルティング業務に従事。1986年、(社)日本通信販売協会(所管:経済産業省)に入局。おもに調査、研修業務を担当。主任研究員、主幹研究員を経て、現在、理事・主幹研究員。日本ダイレクトマーケティング学会理事。
著書に「通信販売はどこへ行く」(繊研新聞社)、「モバイル大改革時代のケータイ通販ビジネス」(共著:翔泳社)、「通販カタログづくりの決め手」(共著:中央経済社)、「成功するインターネット通販の進め方マニュアル」(アーバンプロデュース)等。

執筆箇所
1-3 通信販売のタイプ
4-2 顧客起点に見るマルチチャネル化
6-8 特定商取引法など通販に関連する法律
6-9 通販専門の消費者相談窓口「通販110番」
6-10 個人情報保護法に関する問題
7-(5)〜(11) 日本の通信の歴史、ヒット商品史

山本 宏(やまもとひろし)
早稲田大学第一法学部卒業。日本リーダーズダイジェイスト社にて通販企画・統計・フルフィルメントを経験。凸版印刷に転じ通販企業のカタログ企画及び政策を支援するTIC・DMA企画部隊創設に参画。現在は日中ダイレクトマーケティング研究会・事務局長。

執筆箇所
1-9 無店舗販売と通信販売とダイレクトマーケティング
5-3 独自性つらぬく「通販生活」の強さ
5-6 失敗例から学んだメーカー通販のあり方
5-7 確立したオフィス通販の事業戦略
5-9 根強い人気を誇る通信教育
7-(3) 日本における外資系通販企業の変遷
7-(4) 外資系が日本にもたらした雑誌の定期購読

広瀬 雅人(ひろせまさひと)
新聞社、電機メーカーを経て1991年(株)フジサンケイリビングサービス(現ディノス)入社。一貫してマーケティング業務に携わり、営業推進部、経営企画室などに所属。現在、コンプライアンス部エキスパート兼(社)日本通信販売協会ダイレクトマーケティング研究所客員研究員。

執筆箇所
1-1  IT革命が追い風、新時代へ
1-2 新しい段階を迎える インターネット通販
1-5 ますます拡大が予測されるテレビショッピング
1-8 通販ビジネスの基本構造と基本フロー
1-11 フルフィルメント機能@通販を背後から支えるシステム
3-1 業績が拡大している通販企業の特徴
3-4 消費者の共感を得た特徴のある食品通販
3-5 年々上昇傾向にある化粧品通販
4-3 インターネット通信販売のポイント--安心感とマルチチャネル化

吉田 絵里香(よしだえりか)
慶應義塾大学助手(現助教)/専修大学経営学部兼任講師を経て、現在劾EC総研調査グループ研究員/日本大学経済学部兼任講師。明治学院大学大学院博士課程在籍中には、(社)日本通信販売協会研究員としてダイレクトマーケティングの研究等を行ってきた。現在は、情報化社会における生活者行動とビジネスを研究テーマとしている。専門はマーケティング。

執筆箇所
3-6 ライフスタイルに即したセグメンテーションの重要性
3-7 ダイレクトマーケティング化すすむ金融機関
3-8 セールスの苦境を尻目に拡大する保険通販の市場
4-1 マスマーケティングからダイレクト・マーケティングへ
5-1 老舗の千趣会とムトウの通販のしくみ
6-7 
通販業界でも進展する「グローバル」化
7-(1)(2) 米国の通販の歴史

梅澤 紘介(うめざわこうすけ)
明治学院大学大学院経済学研究科修了。印刷会社勤務を経て、大手流通グループのマーケティング会社でデータ分析業務に携わり、現在鰍sSUTAYA販促マーケティンググループ所属。1977年生まれ。群馬県出身。

執筆箇所
1-13 フルフィルメント機能B代金回収のための努力
4-4 顧客の固定化のための様々な工夫
4-5 消費者の情報発信力がもたらす顧客参加型ビジネスモデル
4-6 データベース化による効率的働きかけ
4-9 通販の効率示すコスト・パー・レスポンス(CPR)
5-5 顧客のニーズにフィットしたBTO型通販
6-1 インターネットショッピングモールによるネット販売
6-2 企業の尊属をかけたコスト効率化の努力
6-3 受注単価の減少で経費率の上昇が課題
6-6 浸透するインターネット通販とトラブルの増加


宮下 雄治(みやしたゆうじ)
明治学院大学大学院 経済学研究科 修士課程修了。現在、財団法人 流通経済研究所に所属(非常勤研究員)、東京大学大学院 総合文化研究科 広域科学専攻 博士後期課程在学。1973年生まれ、神奈川県出身。

執筆箇所
1-4 放送、印刷から通信へ多様化する通販媒体
1-6 小売低迷の中、成長を続ける無店舗販売の市場規模
1-7 堅実な成長成長を続ける通販の市場規模
1-14 フルフィルメント機能C通販業を支える宅配便の発展
2-1 モバイルと「個」客マーケティングの進化
3-2 業界全体が成長する中で苦戦する総合通販会社
4-7 インターネットの伸長で多様化するプロモーション
5-4 驚異的な成長を続けるアマゾン・ドット・コム
6-4 量販店では変えない商品開発と特性の確保

佐藤あおい(さとうあおい)
慶應義塾大学商学部卒業。機械メーカーにて商品企画、マーケティング、広報業務に携わる。2000年4月より(財)店舗システム協会研究員。研究テーマは二次使用マーケット、伝統産業、及び生活者視点の小売サービスなど。

執筆箇所
1-10 特定の対象者からすべての人へ通販顧客の変遷
1-12 フルフィルメント機能Aコスト低減に寄与するアウトソーシング
2-2 ケータイ通販市場好調の背景
2-3 黎明期のモバイル通販とケータイ消費行動
2-4 サイト間連携でユーザー確保するケータイショッピングモール
2-5 クロスメディア時代のカギとなるモバイル
2-6 ケータイ専業企業の斬新な試み
2-7 二次元コードによるアクセサビリティの向上
3-3 ファッションから趣味の逸品まで広がる通販商品
4-8 個人ブログとアフィリエイト
5-2 一貫して安さで勝負する低価格型通販
6-5 顧客層の拡大--男性、中高年の通販利用

  (2007.10.15)

| 戻る |